なんとなくオシャレに目覚めた小学校低学年時。
少女漫画雑誌に紹介されていたカワイイ髪形を真似したくて、自分ひとりで試行錯誤。
でも髪の毛がふわふわしちゃって上手くまとまらない。
そこで、母親が白い泡(ムース)を使ってヘアスタイルを整えていた事を思い出す。
こっそり母親の化粧台を探るが、似たようなスプレーが多くてどれを使ったら良いのか分からない。
おまけに、何が書いてあるのか理解できない。
そんな中で、私は「毛」という漢字が大きく書かれたスプレー缶を手に取った。
「毛」という文字があるのだから、大丈夫だと思った。
だが、その缶に書かれていた文字は、
除 毛
だった。